コラム

お金のお話・・・

お墓を建てるには、費用がかかります。そうなんです。
まず直面するのはお金のこと。

4年前、突然父親が亡くなった時も、長女の私は、親戚への連絡、お葬式の手配、当日の段取りなど、現実にやる手続きや支払いが多すぎて、悲しむ暇がなかったことを思い出します。
亡くなった後も、四十九日、一周忌、三回忌、と法事は続き(宗派にもよる)、そのたびにお寺にお支払いするお布施も、はっきり金額がわからないので毎回不安に襲われます。

「お布施っておいくら程ですか?」

と寺院に尋ねましても、「お気持ちで・・」と答えるばかりで、「せやから、お気持ちっていくらよ?」と心の中で、何回叫んだことでしょう。
結局、実家のご近所さんに伺うしかない感じでした。

墓石は100万円以上かかりますし、墓地の場所代も費用がかかります。
一般のお家としては、けして安い金額ではありません。
最近は、お墓を持つよりは、費用を抑えることができる、永代供養を選ぶ人も増えてきました。
私の周りのお友達も、永代供養にされた方が多いです。
それでも、まとまったお金は必要です。
「まとまったお金は、できるなら子どもの学費に使いたい・・・」

と思ってしまうのが母親の本音。「でも、お墓の費用を安くすると故人を大切にしていないように見え、バチが当たりそう。・・・」という気持ちもあり、もやもや・・・
そんなタイミングかもしれませんが、「みん願寺」さんの「まごころ納骨」に興味を持ちました。
好きなお寺を選び、納骨と法要がセットで納骨料50,000円からのプランがあります。
月法要はお寺の本堂で参列することも、オンライン参加することもできます。個別管理の期間終了後は、お寺で合祀し、永代管理してくださいます。
月額1,100円の法要三昧で毎月の法要に参加できるので、納骨後の供養もしっかりできそう、と思いました。
子どもも大きくなり、バラバラに暮らしている我が家族も、オンラインで毎月繋がりを持つこともできそうです。

お金のあれこれは、人に聞きにくいので、相場もわかりません。
これからは、金額が明朗で分かりやすい世の中になっていくのではないかなと、思います。